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Galleria Blue Note

American : Black Cavendish, Burley, Virginia

僕が初めてパイプを吸い始めたのが20歳の時、当時パソコンゲームにハマっていた僕は紙巻のポールモールを吸いながらネットの仲間と毎晩遊んでいた。ゲームが白熱してくると次の煙草をつける暇も灰を落とす時間も無くなってくる。どうしたものかと考え「パイプなら一服が長いし灰を落とさなくていいじゃないか」ということで買ってきたのが柘の俺のパイプ、ダンヒル ロンドンミクスチャー、そしてガリレアのブルーノートだった。

そして、初めての一服で新しいパイプのブレークインにロンドンミクスチャーを吸い打ちのめされた僕が二服目に出会ったのがガレリア ブルーノート。それまで甘い煙草と言えば吸い口まで甘いような紙巻きたばこのイメージしかなかった僕には衝撃的な味だった。何味と言われればブルーノート味としか言いようがないのだけど、しいて言えば甘みの少ないミックスジュース風味? 

同名でダンタバコからブルーノートが出てるけどこっちはトロピカルでフルーティ、ガレリアの方はミルキーって感じがする。ルームノートがとてもよくて女の子から甘くて良い匂いがするって言われたのも6年近く吸い続けた理由の一つ。外で紙巻を吸うたびに「あーあ、こんな味の紙巻があったらなぁ」という想いを抱いていた。最近色々な煙草に浮気して改めて吸うとガレリア ブルーノートは煙草感が少なく瑞々しい風味がおいしいのだけど他の煙草で慣らしているパイプで吸うとこの部分がかき消されてしまうことに気が付いた。僕みたいなマニアはブルーノートでブレークインして4年間育てたパイプを持っているからおいしく吸えるけどね。パイプの使い分けも考え物だなと思う今日この頃。   (会員K.U.)

 

 

 

 

 

 

 

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