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Sherlock Holmes

English : Virginia/Burley

アンホーラからの続きで、今度はイングリッシュミクスチャ。
最初のパイプタバコがアンホーラなら、最初のイングリッシュはシャーロックホームズだった。
イングリッシュの美味しさを教えてくれた、個人的に思い入れのあるタバコである。

葉の香り普通のイングリッシュ。ラタキア入りでもなく、特筆するところがないので省略。
なお、開封済みのため加湿材を入れて程々に湿らせてある。

着火すると甘みのあるヴァージニア系の香りが広がる。
イングリッシュの経験値は少ないが、同系統と比べても味わいが強いように思う。あくまで比較的、程度だが。

イングリッシュミクスチャらしく甘さと複雑さのある香り。決して単純ではない深さや奥行きが癖になる。
温度管理に多少気を使って、ゆっくり楽しむのが一番だと思う。 

火持ちも良好なので、継続的に吸うと温度が上がりがちになる。気になるなら一度パイプを休ませるのも良し。
多少なら香りに変化がある、くらいのもの。酷いニコチン辛さに襲われる事もそうないだろう。

それなりの時間を喫煙しているが、良い香りが安定して続く。
イングリッシュの良いところは、この安定感にあると思う。
変化に富んだタバコも素晴らしいが、休日の夜にゆったり時間を過ごすにはこういう落ち着いたタバコが向く。

後半、若干甘みが抜けてくるが基本的には変わらず。

ヴァージニアの主張は確かにあるが、それだけではない複雑さを感じる。 
非常に好ましい。

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